私立モヤシ学園
妄想を繰り広げていると、気づけば古びた扉の前に着いていた。


そして、俺はゆっくり扉のドアノブに手をかけた


その瞬間!!


まさにドアノブに手をかけた瞬間、
俺の全身に電流のような痛みがはしる


「うわぁ!!」


たまらず大きな声をあげ、その声は全体に響き渡った


ドアノブから手を離して、俺はその場に崩れ落ちた


「ミチロー君?ミチロー君!!」


緑川さんの透き通り声が俺を呼ぶ。

何度も、何度も体を揺らしながら呼び続ける
< 186 / 207 >

この作品をシェア

pagetop