私立モヤシ学園
第2話
次の日、
また桜並木道の中を俺は歩いていた
風がピューっと俺を通り抜けて、
俺の黒髪をさらっていく
女子生徒のスカートも一緒にユラユラなびいている
「春の風は、やっぱりココチ良いな」
なんて思わず口に出して、にやけてしまった今の俺は、まさしく変人だ。
「でも、ココチ良いや!」
また、口に出してしまった。大きく背伸びをしながら。
また桜並木道の中を俺は歩いていた
風がピューっと俺を通り抜けて、
俺の黒髪をさらっていく
女子生徒のスカートも一緒にユラユラなびいている
「春の風は、やっぱりココチ良いな」
なんて思わず口に出して、にやけてしまった今の俺は、まさしく変人だ。
「でも、ココチ良いや!」
また、口に出してしまった。大きく背伸びをしながら。