私立モヤシ学園
白いドアをゆっくり左に引き、保健室の扉を開けた


「すいません…誰か居ませんか?」


中を覗いてみても人の気配が全くしない。
誰も居ないのかと思いつつも、もう一度呼びかける


「すいません…誰か居ませんか!イテ!」


大きな声を出し過ぎて、背中にひびいてしまい、痛さのあまりその場にドサッと音を立てて、座り込んだ。


その音に反応するように、ベッドの周りにあるカーテンがヒラヒラと動いた
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