私立モヤシ学園
瞳を閉じて、ゆっくり飲み干した。


マ…マ…ズ…くない!?

ゆっくり瞳を開けて、モヤシ茶の無くなったコップの中身を覗いてみた


ほのかに残る、モヤシの匂いがまだそこには残っている


モヤシの匂いがどんな匂いかツッコまれると困るけど…


とにかく予想外でおいしかった。


「どう?おいかったでしょ?」


目を細めてまた笑っているモヤシ男理事長に大きく首を縦に振って頷いた

少しでも疑った自分が、やけに小さい人間に思えていたのは内緒です。
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