私立モヤシ学園
そして、その時が来た。

一度、本らしきモノから視線を外したのを見て

俺は心の中で自分に勢いをつけようと呟いた。


(せぇ~の!!)


「あの~…イタ!!」


話そうと声をかけた瞬間、背中に痛みを感じた


慌てて、痛みがはしった背中を超高速でさすった

何度も、何度もさすった…

しかし、手のひらが摩擦で熱くなるだけで痛みが消えない…
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