ありがとうのキモチ
先生目線を書くことで、
ちょっとした後悔もありました。
ぶっちゃけると…
「卒業までエッチさせなければよかった」って。
今だから言えるけど、
当時白ジャを書いている時は、
やっぱり読者さんの喜んでくれる作品を書きたかった。
読者数も増やしたかったし、ランキングも上がりたかった。
だから、やっぱり
喜ばれる場面を増やしたくて、エッチな場面を多くしてしまったりもした。
今でも、
読者の方の意見を最重要としていますが、
当時は、今みたいな自信も信じられるものもなかった。
今は、エッチのない関係でも、マンネリ夫婦の作品でも
片思いでも、両想いでも、どんな小説を書いても
受け入れてもらえるっていう安心感がある。
ファンになってくれた人達を
信じられるから、どんな作品を書いても
みんなが離れていくとは思わない。
でも、当時…
また最終の大賞のメンバーに選ばれるなんて思ってなかったし、
やっぱり、不安だった。
だから…
先生と直を
エッチさせてしまったのかも知れない。