ヘタレ達のお姫さま


彩月SIDE


「あぁ…僕は…」

「成宮…勇人」


成宮勇人?

いい名前じゃん


「いい名前じゃん」

「そ…そうかな…?でも、よく名前負けしてるって言われるんだ…」

「そんなことないよ。似合ってるよその名前」

「あ…あり…」

「じゃあもういく。バイバイ」


私は保健室をでて、教室に戻った

勇人大丈夫かな?

まぁ大丈夫でしょ!!








「彩月ーどうだったー?鼻血王子は!!」

「うるさい六花。」

「彩月!!どうだったの?」

「大丈夫そうだったよ」

「あたしと桜の扱い違いすぎでしょ!!」


そりゃ六花だもん

桜は天使だし


「いいですよーあたしは桜と違ってお姉さま系だし!!」

「ボソッただの悪魔だろ」

「なんか言った?!」

「なーんにも」

「ムキーーーーー!!」

「まあまあ!!二人とも落ち着いて!!っていうか六花落ち着いて!!」

「おやすみ桜」

「おやすみ彩月!!」

「ムキーーーーー!!私を無視するなぁあああああ!!」


おやすみ桜…と悪魔




そうして私は早速自分の机でねはじめた







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