大好きなのに…【2】

助けてくれた…!


私は蔵に入れられた。


もう一度頭を冷やせと言われて。


「もう…ヤダよ…自由になりたいなぁ」
1人、蔵で呟いた。

少しだけ俯くと、急に涙が出て来た。

「なんで…私は霧島の家の子なの?
霧島の家じゃなかったら普通に
悠斗と付き合えたのに…」


好きだよ…




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