カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
振り返ってみれば、この13年間の時間はがらんどうのようだった。


他のオトコに逸希の面影を重ねていた。


今までの恋愛経験は全く無意味だったかもしれない。


「二人の想い出沢山作りたい」


「俺もだ…」


私達はこの場所から始めるーーー・・・


私達の初恋は13年間の時を経て、実ったのだ。


「逸希、スキ」


「俺もスキだ。キスだけでは足りない…」


「逸希ってば…」


< 145 / 335 >

この作品をシェア

pagetop