カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
《13》罪悪感

逸希side-

「マーケティング担当の遊佐逸希です」

会議はまず、各々の自己紹介から始まった。
新規事業部が正式に動き出した。


俺は莉那を手に入れたが、彼女に対して罪の意識に苛まれていた。


俺が転職して来なければ、この場所に居たのは莉那だ。



俺は彼女から遣り甲斐のある仕事を奪ってしまった。



極秘で行われた企画会議。研究室の担当者のプレゼンと共に商品サンプルを初めて目にした。


俺は3種類の商品のサンプリングマーケティングを任される。


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