カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「大体、オフィスは仕事がする所で・・・」


「遊佐課長が言っても、説得力ないし・・・」


「どうして?」


「どうして…自分の胸に訊いて見れば?」


「・・・」



「じゃ~私は帰るね…残業頑張って下さい。遊佐課長」



莉那は話を畳み掛けて、喫煙ルームを出ようとした。


俺は思わず莉那を腕を掴んだ。



「仕事手伝ってくれ」


「で、でも・・・私が部外者で…」


「何か言われたら、俺が責任を取る!」



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