カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
逸希は何度も優しくキスを落として、私のカラダを刺激していく。


水音の交じったキス。

二人の唇が離れた刹那。
卑猥な白い糸が引く。
引いた糸が途切れても、更なる熱を求めて二人のカラダは官能に流されていった。


彼は私のブラウスのボタンを外して、首筋に顔を這わせて、証を刻み付けた。


「幼なじみの逸希とこうしてるコトがいつも夢に思えるの」


「それは俺も同じだ。何度、抱いても…夢のような気がする」


「逸希もそう思ってるんだ・・・」


「でも、現実だ・・・」


逸希はそう言って、私の中に入って来た。強烈な圧迫感と次第に広がる甘やかな感覚。


私達はそのまま極みを目指した。





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