カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
13年ぶりの逸希は私の想像以上にイケメンになっていた。


背丈だってあの時よりも格段に高くなっている。180センチは超えてそう。

おまけに鼓膜に残る逸希の声は心地がいい低音ボイス。


私はパウダールームの鏡を覗き、頬を赤く染める自分に戸惑う。


一番会いたい人が来たと言うのに…


どんな顔をして会えばいいのか…オロオロしていた。


逸希と私はーーー・・・


逸希は普通に私と会話を交わしていたけど、よもや幼なじみを解消したコト忘れたワケじゃない・・・よね。


周囲の目もあるし、無視は出来なかったんだろう。



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