カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「私、午後から外回りだから…高木さんの住んでいるマンション訊ねてみるわ」


「そうか…俺は午後からミーティングがあって同行は出来ない。申し訳無いが、高木さんの様子を見て来てくれ」


「高木さんは私の元部下だし、心配だもん」


「そうだ。多分、今日もアフターは会食で遅い。夕飯は要らないから」
週末の流れのまま、今夜も逸希のマンションで泊まる予定。

「わかった」



「莉那、ちょっとこっちに来い」


逸希は私を柱の影に連れ込んだ。


「目潰れ」


「えっ!?ここでキスする気?」


「チャージしないと…夜までカラダが持たない」


「・・・」


私は念入りに辺りを見渡して誰も居ないコトを確認。


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