カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
逸希は目を瞑った私の唇にそっとキスをした。

柔らかな感触。

逸希はキスしながら私をギュッと抱き締めて、チャージした。


「ありがとう…莉那」


「公私混同もいい所よ。逸希は大胆過ぎるわよ・・・」


「そうだな。自分でも大胆だと思う。でも、莉那を目の前にすると…不埒なキモチが湧いて来るんだ」


「そう言う時は、理性で抑えなさいよ」


「理性か…莉那には全く働かない。俺、莉那の前では年中盛っているよ」


「逸希ってば・・・」



「さてと…俺は行くよ」



逸希は額にキスして先に行ってしまった。


年中盛っていると言われても…

私のカラダが持たないんですけど…

私は激しい逸希の欲求に疲れ果てていた。でも、全身で愛してくれる逸希に対する愛しさは増すばかりだった。





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