カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「あなたは確かに仕事の上でミスは多いけど、あなたの居なくなったPR課は活気がなくなくった」


「活気?」


「高木さんあなたは知らず知らず間にPR課のムードメーカーになっていたのよ」


「ムードメーカーですか…私は明るさだけが取り柄と言うコトですか?」



「そうね…」


高木さんは再び咳込み、苦悶の表情を浮かべた。


私は彼女の背中を摩る。


「私が自分で淹れるから…あなたは座ってなさい」


「ありがとうございます」


< 200 / 335 >

この作品をシェア

pagetop