カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「・・・」


逸希は急に視線を泳がせて、照れ臭そうに髪を弄り始めた。



「ずっと俺は…お前がスキだったんだ・・・」



逸希の口から出た言葉は意外な言葉だった。



逸希が私をコトを・・・



「でも、お前は違った。仲立ちばかりして…莉那にとって俺は幼なじみ以外の何者でもなかった。それが悲しくて、俺は幼なじみを解消した」



「か、勝手に私のキモチを決めつけないでよ!」


「えっ?」



「私だって…逸希のコト…スキだったんだから・・・」


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