カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
――――――――13年前のあの日にタイムスリップする。


お互いをキモチを伝え合っていたら、私達は幼なじみからカレカノになれたかもしれない。


そうすれば、初めてのキスもHも全て逸希だったかも。



逸希はホテル内のスイートルームをリザーブした。


「強引に莉那をここまで連れて来たけど…緊張するな」


「逸希・・・」


私達はソファに座り、ルームサービスでオーダーしたスパークリングワインで乾杯した。



「「13年振りの再会にカンパイ!」」



カチンとグラスが重なる音が室内に響く。



「俺達は、こうしてワインも飲めてしまうオトナになったんだな」


「結婚しててもおかしくない年よ」



「結婚か…莉那は今の交際相手と結婚を考えているのか?」












< 25 / 335 >

この作品をシェア

pagetop