カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
逸希side-
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『ファッションショー』まで後10日ーーー・・・
連日の残業で疲れが溜まっているが『新規事業部』の連中は疲れを全く見せず、バイタリティに溢れたタイプの者ばかり。
皆、入院した沢木部長の為に必死なのだ。
嫌な人だけど…
仕事は出来るから、部下からの信頼も厚い。
「ブースのレイアウトはこれでOKだ。備品庫に行って備品を用意してくれ」
「はい、遊佐課長」
高木さんも樋渡係長のおかげで、仕事にも意欲を持った。
高木さんは慌てた様子で執務室を出て行く。
受付から内線電話が入る。
ーーーーー『星凛堂』の濱部麻生さんと言う女性が面会を求めています
「そうか…判った。1階に降りるから…1階の多目的スペースのドアの鍵を開けておいてくれ」
俺はそう受付嬢に返した。
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『ファッションショー』まで後10日ーーー・・・
連日の残業で疲れが溜まっているが『新規事業部』の連中は疲れを全く見せず、バイタリティに溢れたタイプの者ばかり。
皆、入院した沢木部長の為に必死なのだ。
嫌な人だけど…
仕事は出来るから、部下からの信頼も厚い。
「ブースのレイアウトはこれでOKだ。備品庫に行って備品を用意してくれ」
「はい、遊佐課長」
高木さんも樋渡係長のおかげで、仕事にも意欲を持った。
高木さんは慌てた様子で執務室を出て行く。
受付から内線電話が入る。
ーーーーー『星凛堂』の濱部麻生さんと言う女性が面会を求めています
「そうか…判った。1階に降りるから…1階の多目的スペースのドアの鍵を開けておいてくれ」
俺はそう受付嬢に返した。