カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「ズルい気がしますが、これでいいんですか?」


「手段を選んでいては、モノは売れない・・・」


俺達は何としても実績を上げて数字を出さねば。

知名度のある売れっ子のモデルがTwitterやフェイスブック、ブログにいいと書き込んでくれたら、それだけで注目が集まる。
俺はそれを狙って、侑平にサキとの面会をお願いした。

「麻生…」


俺は麻生と鉢合わせした。


「藤堂のブースがあると思ってたけど、逸希も来てたんだ」



「知り合いですか?」


「まぁな。樋渡係長貴方は先に休憩を取って下さい」

「判りました」


樋渡係長は俺と麻生を残して、休憩に行った。





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