カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
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12月に入り、私の仕事は部下への引継ぎの毎日。

逸希の仕事もようやく落ち着いて、実家に挨拶へと伺う。


「いらっしゃい!!莉那ちゃん」


逸希のお母さんの熱いハグで大歓迎された。


「母さん!!莉那から離れろよ」


逸希は私からお母さんを引き離す。


「お母さんはずっと…この時を待ってたの!ほら、入って入って…」


「お邪魔します」





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