カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「麻生と逸希は・・・」


「俺がスキなのは・・・莉那お前だ!」


逸希の言葉が私の鼓膜に響くが、心には届かなった。


「私、『ブラックベリー』に就職するから…」


「莉那!!?」


「逸希が反対するなら、出て行く!!逸希とは暫く距離を置くわ」


「おいっ!?待てよ!!?何処に帰るんだ?部屋は引き払ってるだろ!?」


「実家よ!!」


「今から帰るのか!?」


「ええ~終電には間に合うからね」


私はそのまま部屋を出て行った。





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