カモフラージュ～幼なじみ上司の不測の恋情～
今回の里帰りは私にとって大収穫だった。

私は同窓会のハガキを忘れずにバックに詰め込む。


『泊まって行けば』と母には言われたけど、仕事が山のように残っていた。私はその日の夜東京に戻った。
明日は休日出勤する予定。

誰も居ない暗い部屋。


私は、オフィスから二駅離れた駅近のマンションで一人暮らしをしていた。


母から貰ったタッパーには、私の大好物の肉じゃがと鯖の味噌煮は入っていた。
タッパーを冷蔵庫に入れる。



「！？」


スマホを撫でると新着メール１件。


私の直属の上司・沢木部長からメール。


彼は私の新入社員時代の教育係だった。彼の指導は丁寧でかつ優しく判りやすかった。

最初は上司としての尊敬し、憧れで慕っていたが、それが次第に恋愛に発展した。

交際歴は３年ーーー・・・


でも、沢木部長には元『星凛堂』BA〈美容部員）の奥様と可愛い二人の子供が居た。


私達は不倫関係にあった。








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