カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
「でも、俺に隠しゴトをするなんて…莉那らしくないよ。今夜はたっぷりと奉仕して貰おうかな?」


沢木部長の瞳に意地悪な光が宿る。


「奉仕ですか?」


「俺も疲れてるから…」


沢木部長の顔が近づいて来る。


私は反射的に顔を逸らした。


「シャ、シャワー浴びて来ます」


私の肩を抱いていた彼の手を優しく離して、ソファを立ち上がった。

私は逃げるようにバスルームに向かう。

「じゃ~俺はベットで待ってるよ。莉那」


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