カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
逸希は私と沢木部長の関係をどう思っただろう?


曲がったコトを嫌う逸希のコトだ…私を軽蔑したと思う。


沢木部長との恋には未来が全く見えない。その日暮らしのような恋愛だ。


同期が、後輩が円満な結婚をして寿退社していく中で、私だけが一人残されていく。


「お待たせしました・・・」


室内のライトは薄暗くなっていた。ベットの中では、待ちくたびれた沢木部長がウトウトと眠りかけていた。


「このまま、バスルームから出て来ないんじゃないかと思った…」


沢木部長は私の声で目を覚ましたようなもの。


「お疲れですね…このまま…何も・・・」


「今夜は君が俺に奉仕する。違う?」


「そう言われても…」


自身のテクニックには自信はないけど。


私は沢木部長のカラダに乗り掛かった。


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