君と2回目の恋を
な、なに?
ドアに目を向けると息を切らせた蓮くんが立っていた
「蓮くん!?」「あ、」
私の声に夢華の声がかぶった
え?さっきまで無反応だったのに
今度は夢華の方を振り向く
一瞬、驚いた顔をしていた夢華
でもすぐに眉間にシワをよせた
そんな顔すると可愛い顔が…じゃなくて
なんか物凄く困った顔だ
「あら蓮斗君
ちょうどよかったあなたも一緒に聞きなさい」
ちょっと真奈ちゃん!
空気読んで!空気!
明らかに夢華と蓮くんびみょーなムードじゃん
夢華の警戒心MAXだよ!?
あれ?
夢華はどう見ても警戒してるけど
蓮くんはちょっと違うみたい
なんてゆうか、悲しくて眉間にシワがよってる感じ
はは〜ん。昨日、何かあったな
ん?てことはそのことはみんなには黙ってるってこと?
昨日のことについての報告に夢華に会ったなんてことは言ってなかったし
とかグルグル考えてるうちに、蓮くんはドカッとソファーに座った
あ、やっぱりなんかあった!
絶対なんかあった!!
だって夢華と反対側に座ったもん
前までは絶対隣だったのに!
喧嘩したとか?
だからってそんなに悲しそうな顔する?
「佳奈ちゃん、座って」
「あ、はい」
シリアスムードは何処へやら
私の脳内は「何があったのか」という疑問でいっぱいだ
じゃあ、真奈ちゃんの話ってなに?
夢華と蓮くんが喧嘩したことを真奈ちゃんが知ってるわけないし
そもそもそんなこと私に話す必要ないよね
あ!エイプリルフールのドッキリとか?
そうすれば、夢華の挙動不信も、真奈ちゃんのシリアス感も説明がつく
蓮くんが私を騙すために演技するのはちょっとおかしいけど
やめてよね、エイプリルフールたまいぶ前だし
もう終わってるからね
「おーい佳奈ちゃん?
いい?話すわよ」
しょうがない
騙されたことにしてやろう
あまりにも楽観的な思考の私は
夢華が2年近く、行方不明だったのを忘れていた
ドアに目を向けると息を切らせた蓮くんが立っていた
「蓮くん!?」「あ、」
私の声に夢華の声がかぶった
え?さっきまで無反応だったのに
今度は夢華の方を振り向く
一瞬、驚いた顔をしていた夢華
でもすぐに眉間にシワをよせた
そんな顔すると可愛い顔が…じゃなくて
なんか物凄く困った顔だ
「あら蓮斗君
ちょうどよかったあなたも一緒に聞きなさい」
ちょっと真奈ちゃん!
空気読んで!空気!
明らかに夢華と蓮くんびみょーなムードじゃん
夢華の警戒心MAXだよ!?
あれ?
夢華はどう見ても警戒してるけど
蓮くんはちょっと違うみたい
なんてゆうか、悲しくて眉間にシワがよってる感じ
はは〜ん。昨日、何かあったな
ん?てことはそのことはみんなには黙ってるってこと?
昨日のことについての報告に夢華に会ったなんてことは言ってなかったし
とかグルグル考えてるうちに、蓮くんはドカッとソファーに座った
あ、やっぱりなんかあった!
絶対なんかあった!!
だって夢華と反対側に座ったもん
前までは絶対隣だったのに!
喧嘩したとか?
だからってそんなに悲しそうな顔する?
「佳奈ちゃん、座って」
「あ、はい」
シリアスムードは何処へやら
私の脳内は「何があったのか」という疑問でいっぱいだ
じゃあ、真奈ちゃんの話ってなに?
夢華と蓮くんが喧嘩したことを真奈ちゃんが知ってるわけないし
そもそもそんなこと私に話す必要ないよね
あ!エイプリルフールのドッキリとか?
そうすれば、夢華の挙動不信も、真奈ちゃんのシリアス感も説明がつく
蓮くんが私を騙すために演技するのはちょっとおかしいけど
やめてよね、エイプリルフールたまいぶ前だし
もう終わってるからね
「おーい佳奈ちゃん?
いい?話すわよ」
しょうがない
騙されたことにしてやろう
あまりにも楽観的な思考の私は
夢華が2年近く、行方不明だったのを忘れていた