君と2回目の恋を
過去。そして現在。
蓮side
総会
支部も傘下もみんな集まるこの場所で夢華が帰ってきたことを伝える
あいつらはなんて言うだろうか
「蓮斗、みんな集まったぞ
始めようぜ」
じっと考えている間に全員揃ったようだ
「おう」
壁にかかっていた総長の証である羽織を着る
白夜のエンブレムと歴代の総長の名前が刺繍してある羽織
だけどいまのこれは今までの羽織と違う
左の袖、ちょうど二の腕のあたりに巻きつけられた赤いバンダナ
「なにニヤついてんだよ」
「んな顔してねぇよ
ただ、よかったと思ってな」
颯太は一瞬、わからないって顔したけどバンダナを見て納得したようだった
「夢華がくれたやつか
……ほんとに帰ってきたんだな」
「あぁ。行くぞ」
バンダナを結び直してゆっくり一歩踏み出す
あいつらが待ってる
夢華の帰りを
総会
支部も傘下もみんな集まるこの場所で夢華が帰ってきたことを伝える
あいつらはなんて言うだろうか
「蓮斗、みんな集まったぞ
始めようぜ」
じっと考えている間に全員揃ったようだ
「おう」
壁にかかっていた総長の証である羽織を着る
白夜のエンブレムと歴代の総長の名前が刺繍してある羽織
だけどいまのこれは今までの羽織と違う
左の袖、ちょうど二の腕のあたりに巻きつけられた赤いバンダナ
「なにニヤついてんだよ」
「んな顔してねぇよ
ただ、よかったと思ってな」
颯太は一瞬、わからないって顔したけどバンダナを見て納得したようだった
「夢華がくれたやつか
……ほんとに帰ってきたんだな」
「あぁ。行くぞ」
バンダナを結び直してゆっくり一歩踏み出す
あいつらが待ってる
夢華の帰りを