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教えてくれたのは、君でした。
101ページ
教えてくれたのは、君でした。
放課後
「もうこんな時間…」
教室の時計を見てみると
もう5時半になろうとしていた
校舎は6時には施錠される
二人の過去が気になる
でも一向に真白ちゃんが
来る気配はない
そのとき
ガラガラッー
「……っ、真白ちゃ…!……ん」
突然開いたドアの方を見てみると
「こんな時間まで誰を待ってんの」
私の目の前に現れたのは
真白ちゃんじゃなく、玲くんだった
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