教えてくれたのは、君でした。
「ん……、あれ…いつの間に」
あのあと、まなちゃんが
布団に潜ったまま出てこなくて
俺らはいつのまにか寝落ち
「……っ」
頭をあげて振り向くと
すぐ目の前には、まなちゃんの顔
どうしてだろう
熱で赤くなってる顔に
ちょっとズレてる冷えピタが
異常に可愛い
「……やっべ」
可愛くて純粋なまなちゃん
そんな彼女に
下手なまねはできない
傷つけるようなことはしたくない
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