教えてくれたのは、君でした。



「ん……、あれ…いつの間に」



あのあと、まなちゃんが

布団に潜ったまま出てこなくて

俺らはいつのまにか寝落ち



「……っ」



頭をあげて振り向くと

すぐ目の前には、まなちゃんの顔

どうしてだろう

熱で赤くなってる顔に

ちょっとズレてる冷えピタが

異常に可愛い



「……やっべ」



可愛くて純粋なまなちゃん

そんな彼女に

下手なまねはできない

傷つけるようなことはしたくない




< 118 / 194 >

この作品をシェア

pagetop