教えてくれたのは、君でした。
その後、他の人たちも
それぞれ同じ班になりたい人を
次々と指名していって
「つーか、俺だけ残ったんだけど~」
玲くんと仲のいい
ちょっと派で目の下野くんが
あーあといったような感じで
笑いながらそう言った
「おっ、じゃあ俺の班来いよ
良いよね?まなちゃん」
「あっ、うん…!」
「おーまじで?サンキュー玲
…よろしくね?愛美ちゃん?」
「はっ、はい…!」
玲くんの計らいで
下野くんも同じ班に加わり
玲くんと下野くん
そして奇跡的に、親友の亜衣ちゃん
わたしの4人が同じ班になった