教えてくれたのは、君でした。



「ふぅ…」


彼女の姿が見えなくなってから

俺はほっと一息ついた



「ほんっと俺の可愛い彼女は

人に心配かける天才だな」



あんな水に濡れて下着スッケスケなのに

全く気づかないなんて

んまぁ、まなちゃんらしいっちゃらしいけど

俺からしたら見て見ぬふりはできないし

正直冷や冷やする、つーか焦る



「あっれー?みんな炊事してんのに

玲だけサボり~?」


「そういうお前も

どうせサボりだろ?下野」


「いや、サボりっつーか

お前のこと探してた」


「んあ?」




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