教えてくれたのは、君でした。
*、「まなちゃんだけの俺でいるから」
時刻はもう20時半
夜空にはキラキラ輝く星がたくさん
キャンプファイアも終わり
あとはテントに戻って
寝るだけなんだけど
「ねぇ愛美、男子のテント行ってみない?」
「えっ!?ちょっとそれはさすがに…」
ピコンッ─────
「ん?」
亜依ちゃんの誘いに
しどろもどろになってる
私の元へ届いた、1通のメール
相手はもちろん
─────今そっから抜けれる?
私の大好きな人から
「ごめん亜依ちゃん、私ちょっと…」
「はいはいっ、リア充まなちゃんは
彼からの呼び出しね~♪」
「はっ、はい…」
「とりあえず行っておいで!
玲くん待ってるんでしょ?」
「うん…行ってくる!」