教えてくれたのは、君でした。



「まなちゃん、しりとりしよっか

じゃー最初は、りんご」



「ごー…ごま!」



「ま、かぁ。んー…まりも」



「もーもももも……もち!」



「ち、ね。ちー…」



「………っ!?」



「あっ、まなちゃんびっくりしてる」



「なっ、なな…何でいきなり

ちゅーなんて……」



「だって、“ち“でしょ?

だから、“ちゅー“だよ」



「……………っ!」



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