教えてくれたのは、君でした。


「まーなみちゃんっ!おはよー」


「おっ、おはよー沢村くん」



笑顔で挨拶してきた沢村くんに

私は気恥ずかしさで

目を合わせられなかった



「つーか、なんで絆創膏つけてんの?」


「えーっと…」


「どーやったらそんなとこ怪我すんの?

やっぱ愛美ちゃんって、おもしろいね」



と、絆創膏をつける理由を

わかっているのか、わかっていないのか

沢村くんは私のことを

笑いながらからかってきた


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