教えてくれたのは、君でした。


「愛美ー!」


「あっ、悠里!」



堂端悠里

私の幼馴染みで、同じ図書委員の男の子

昔から大人しい性格で

悩み事があるときは

悠里がいつも親身になって聞いてくれて


すごく優しい男の子



「どうしたの?」


「これ、今月の図書新聞の下書きなんだけど

誤字がないか確認してほしくてさ」


「うん、わかった

あとで確認しておくね」


「じゃ、またな」


「うんっ、またね!」



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