教えてくれたのは、君でした。
「なっ、なんでもないよ…?」
「……そ?」
「うん…!」
今まで悠里のことを
異性として見たことがなかった
改めて悠里のこと見てみると
悠里の横顔、すごく綺麗だなぁ
まつげなんて、女の子みたいに長い
なんかちょっと羨ましいかも…
「愛美」
「なっ、なに!?」
「あんま見つめられると、集中できないっつーか
…………恥ずい」
「ごっ、ごめん!」
悠里の顔が、さっきよりも少し赤くなってる
それは夕日のせいなのか、それとも……