教えてくれたのは、君でした。



私と玲くんはそのあと

学校のこととか色んなことを話したあと

お店を出た

お店を出た頃には外は真っ暗で



「ごめん、長居させて」


「ううん、大丈夫だよ

お姉さんって凄く綺麗な人だね!」


「んーたぶんあれは化粧のお陰だな」



「そんなことないよ!

あんなにスタイル良くて羨ましい…」



いつか私も、お姉さんみたいに

綺麗でスタイル良くなりたいなー…



「愛美ちゃんはそのままでいいよ」


「えっ?」


「ちっちゃくてコロコロしてる感じ

なんか小動物みたいで良いじゃん」


「コッ、コロコロって…」


「ははっ、冗談冗談!」


「ちょっ…!」



玲くんが私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた



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