教えてくれたのは、君でした。



「あっ、玲みーつけた」


「………?」



そう言って私達の前に現れたのは

私より少し背が高いくらいの

可愛いというよりは

綺麗という言葉が似合う女の子だった



「真白?」


「ましろ…ちゃん?」



玲くんはその子を見るなり名前を呟き

一向に目を反らそうとはしなかった



「玲くん、誰…?」


「あー、えーっと…」


「前に付き合ってたの、私達

ねっ?れーいっ」


「え…」



玲くんの元カノ…?


< 88 / 194 >

この作品をシェア

pagetop