いつだって君は嘘をつく
千父「何でそんなこと聞くんですか?」
先生「大変申しにくいのですが…。
千沙さんの脳に腫瘍が出来ていたみたいなんです。それも、末期の……。なので、ずっと入院してもらうことになります。」
千母「入院すれば治るんですか?」
先生「末期なので、少しだけ寿命を延ばすことしか出来ません…。」
千母「どうして…千沙ぁぁぁああぁ。」
零母「零夜、私達は帰りましょう…。」
零「何でだよ!千沙がこんな目にあってるって言うのに!」
千母「零夜君ごめんね。今日は帰ってくれないかな…。お願い。」
零「分かりました。」
千母「ありがとう。」
それからと言うもの、
零夜は暴れ始めた。