これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
会議が長引いたせいで、昼食をとる時間がなくなった。
俺はデスクワークをこなしながら、やる気のない部下たちへの指示を行う。
彼女たちは花嫁候補らしく、目下宗治の気を引くのに一生懸命だ。
仕事は二の次。
秘書としてつかえるは、親のコネクションぐらいで、役員の第二秘書と一応肩書きがあるが秘書としての役割はほとんどはたしていない。
「後藤(ごとう)さん、昨日お願いしていた資料はどうなりましたか?」
「え?何の話ですか……?」
その顔からして、本当に何のことだか分かっていない様子だ。
「いえ、結構ですよ。今のお仕事を続けてください」
色々注意して改善するよりも、自分でした方が数倍早い。
「私は総務に用事がありますので席をはずしますね」
資料を掴んで、総務課に向かう。
エレベーターを降り総務課と会議室、応接室があるフロアに足を踏み入れた。
「もう、どうしてこんな高いの買ってきたの?」
通り掛かった給湯室から、声が漏れ聞こえた。
誰かが仕事でミスしたのだろうか?覗いてみると総務課の古株社員が、新人だろう女性を叱責していた。
俺はデスクワークをこなしながら、やる気のない部下たちへの指示を行う。
彼女たちは花嫁候補らしく、目下宗治の気を引くのに一生懸命だ。
仕事は二の次。
秘書としてつかえるは、親のコネクションぐらいで、役員の第二秘書と一応肩書きがあるが秘書としての役割はほとんどはたしていない。
「後藤(ごとう)さん、昨日お願いしていた資料はどうなりましたか?」
「え?何の話ですか……?」
その顔からして、本当に何のことだか分かっていない様子だ。
「いえ、結構ですよ。今のお仕事を続けてください」
色々注意して改善するよりも、自分でした方が数倍早い。
「私は総務に用事がありますので席をはずしますね」
資料を掴んで、総務課に向かう。
エレベーターを降り総務課と会議室、応接室があるフロアに足を踏み入れた。
「もう、どうしてこんな高いの買ってきたの?」
通り掛かった給湯室から、声が漏れ聞こえた。
誰かが仕事でミスしたのだろうか?覗いてみると総務課の古株社員が、新人だろう女性を叱責していた。