これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
みんな忙しそうに行きかうオフィス街。
彼にもらって公園で食べたおにぎりは格別美味しかった。
あれからコンビニのおにぎりが好きになって、会社でのランチでも良く食べている。
まだ上手におにぎりのフィルムを取ることができずに、仲良くしてもらっている総務課の先輩には不器用だとからかわれるけど、あのときから考えると格段にうまくなっているはずだ。
電車のガラスに映し出される自分の顔が、緩んでいるのがわかる。
彼にもう一度出会えたことが、そして明日も会えることが嬉しい。
車内のアナウンスが、降りる駅を告げた。
電車を降りて改札を抜けると、明日何を着ようか考えながらマンションへの道を歩く。
いつもと同じ帰り道なのに、周りの景色が違って見えた。
足元を見る。
自分の足で立っている。明日もきっと同じように。
彼にもらって公園で食べたおにぎりは格別美味しかった。
あれからコンビニのおにぎりが好きになって、会社でのランチでも良く食べている。
まだ上手におにぎりのフィルムを取ることができずに、仲良くしてもらっている総務課の先輩には不器用だとからかわれるけど、あのときから考えると格段にうまくなっているはずだ。
電車のガラスに映し出される自分の顔が、緩んでいるのがわかる。
彼にもう一度出会えたことが、そして明日も会えることが嬉しい。
車内のアナウンスが、降りる駅を告げた。
電車を降りて改札を抜けると、明日何を着ようか考えながらマンションへの道を歩く。
いつもと同じ帰り道なのに、周りの景色が違って見えた。
足元を見る。
自分の足で立っている。明日もきっと同じように。