これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
③募る思いは止まらぬ思い
それから私の日常が変わっていった。ふとした時に高浜さんのことを思いだす機会が増えた。そういうときは、なんとなく羽でくすぐられているようなくすぐったい気持ちになる。
今までにない、この状況を少し持て余しながらも彼のことを思い出すことが日に日に増えて行った。
しかしあれから一週間、まったく高浜さんとの接点がない。ああいうときには、きっと部屋についたらお礼のメールのひとつでもするものなんだろうけど、実は浮かれていたせいでそれに気が付いたときには、すでに二日も経過していた。
メールしてみる?と思ってもなかなかできない。クロの様子を尋ねよう……でもそれだとクロを“ダシ”に使っているようでなんだか申し訳ないし。
午前中の会議で使う資料をコピーしながら、あーでもないこーでもないと考えているとふと手元を覗きこんでくる人がいた。
「真っ白ですよ」
笑い交じりの声が聞こえて現実に引き戻された。それもそうだ、脳内に浮かべていた顔がそのまま現実になって表れた。驚かないほうがおかしい。
「た、高浜さん。お……はようございます」
「おはようございます。止めなくていいんですか?これ」
指がさされたのはコピー機の排出口。ここには綺麗にコピーされた書類が重なって出てきている……はずだった。
今までにない、この状況を少し持て余しながらも彼のことを思い出すことが日に日に増えて行った。
しかしあれから一週間、まったく高浜さんとの接点がない。ああいうときには、きっと部屋についたらお礼のメールのひとつでもするものなんだろうけど、実は浮かれていたせいでそれに気が付いたときには、すでに二日も経過していた。
メールしてみる?と思ってもなかなかできない。クロの様子を尋ねよう……でもそれだとクロを“ダシ”に使っているようでなんだか申し訳ないし。
午前中の会議で使う資料をコピーしながら、あーでもないこーでもないと考えているとふと手元を覗きこんでくる人がいた。
「真っ白ですよ」
笑い交じりの声が聞こえて現実に引き戻された。それもそうだ、脳内に浮かべていた顔がそのまま現実になって表れた。驚かないほうがおかしい。
「た、高浜さん。お……はようございます」
「おはようございます。止めなくていいんですか?これ」
指がさされたのはコピー機の排出口。ここには綺麗にコピーされた書類が重なって出てきている……はずだった。