只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!



小さい頃の夢を見た。


小学校低学年くらいの私が、部屋でひとり座り込んでいる…


あの頃は確か…お母さんの仕事が忙しくなったんだよね。



小さい私はまだ何も分からず不安だった。


一人でいる空間が怖くて寂しくて…


あちこちの電気を点けまくって、テレビも点けて…


静かなのが耐えられなかった。


孤独な気持ちでいっぱいになりたくなかった。



私は…お母さんに愛されていないのかな?



聞きもせずに勝手に疑心暗鬼に陥って。


かと言って聞く勇気さえもなく…



テレビから聞こえる笑い声がまるで別の世界のもののように思えた。




もちろん今はそんな風に思ってないし、


お母さんが私の為に頑張ってくれてるのだって分かってる。



でも


『愛して欲しい人に愛されない』


そんな気持ちが抜け切れないのは、何でなんだろう…


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