只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!
「私ね、昨日の夜大和に告白…したんだ」
「そう、なんだ…」
想像した通り。
そうは思っても、どう返せばいいのかも分からずにただ立ち尽くすだけの私…
「付き合えないって、はっきりと言われちゃった」
「花音…」
涙を滲ませる花音を見て、胸が突き刺さる思いだった。
私のせい…
私のせいで、花音は…
「あとね…この際だから言っときますけど?大和が美桜を好きって、知ってるから!」
…へ?今、なんて…
知ってる…大和が、私を…好き…!
「えぇーー!?嘘…なんで、何時から!」
「ずぅっと前から!そりゃ分かるよ。好きな人が誰を想ってるか、なんて…何年見てきたと思ってるのさ」