只今、恋の修羅場に巻き込まれそうです!
「はいぃぃぃぃぃ!?」
「でかい声を出すな。頭に響く」
「えっ、だって…そんな…」
大和に…また告白される、なんて思ってもみなかった。
予想外すぎて、私の心臓はバクバクだ!
うわーっ!
今の私の顔、絶対赤いよ!
こういう時って…なんて返せばいいのか…
「や、大和…?」
「ちょっ…、今は喋るな!……あー…帰るわ」
「…へ?ねぇ、大和ってば!」
私の静止もフル無視で、大和は公園から即効で居なくなってしまった。
行っちゃった…
それにしても、とんでもない言い逃げをしていかれたものだ。
ちなみにこの状態は冷静なのではないんです。放心しているんです…