蒼の歩み
最後に上司と一言二言、言葉を交わして、その場を後にする。気がつけば、2時間以上も話をしていたようで。……話と言うよりは、一方的に責められていただけではあったが。



なんとも言えない気持ちで、いつもの道を歩き、なんだか心にぽっかり穴が空いたようで。なんかもう、どうでもいいやって。



ブログに、今の自分の思いを書き込む。



『息苦しい』『真っ白で真っ青で』『怖いとは違うけれど、気持ち悪い』
















『私という人物がいたということは、綺麗さっぱり忘れてくださると幸いです。ホント、忘れて』



さよなら、会社の皆さん。

































あの人は。






















……どうして、私の心の叫びに気づくのかな。

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