蒼の歩み
……話題を、変えよう。
「ところで蒼君って、ゲームとかするの?」
ちなみに私はどちらかと言うと好きなほうで、ゲーム好きな父親の影響で幼少期からテレビ画面に向かって遊んだりしていた。
「ゲームなァ、全くしねェな。持ってねェし。たぶん買ってもしねェだろうな」
「そっかー、だよね」
何となくそんな気はしていた。
「DSも貰って、少しの間だけやったが、すぐ飽きちまった」
「子どもの頃もしてなかったの?」
「ガキん時もたまにはしてたが、外で走り回ってる方が多かったな。ゲームってすぐ飽きちまうんだ。やるとしたら脳トレやらパズル系だな。真歩はするのか?」
「うん、私、小さい頃からゲーム好きで……。それでも、高校生になってからは遊ぶ回数も減っていったけれど」
私もたまに脳トレとかしているよ、と答えた。
「最近はしてるのか?」
「んー。そうだね、喋るだけのゲームしてる」
「喋るだけ?そんなゲームがあるのか。どうぶつの森みたいな感じか」
「……蒼君、ゲームしないけど、どう森とかはわかるんだ」
彼の口から『どうぶつの森』というゲーム名が出てくるとは。なんだか可愛い。
「どう森はちいとだけやった事がある。すぐ飽きちまったんだが」
「あら、何だか意外。DSかな?」
「DS、何処行ったかな。もう何年も使ってねーや」
蒼君って、本当にゲームとかしないんだな。この前メールで『HPが赤くなった気分』と打ったら、『ホームページが赤いって何、ってしばらく悩んじまったじゃねーか(笑)』と返ってきたぐらいだし。……これは私の例え方も、悪かったのかもしれないが。
それにしても蒼君、少しでもどうぶつの森を遊んだことがあるんだ。洋服を買ったり、動物と話したり、家具を揃えて楽しんだりとか、してたのかな……。そんな蒼君のことを想像するだけでも面白いや。
どう森、私もすぐに飽きちゃったな。あのゲームは現実の季節のイベントと連動しててほんわかしてて面白かった。今時期だと、クリスマスのイベントがある……、クリスマス……!?
「あーっ!」
「なんだよ、真歩。どうした」
クリスマス、蒼君と過ごしたい。
「……えーっと」
何でもない、だなんて答えたらまた見透かされてしまいそうだ。
「ク、ク……」
クリスマスの予定、空いてますか?
「ところで蒼君って、ゲームとかするの?」
ちなみに私はどちらかと言うと好きなほうで、ゲーム好きな父親の影響で幼少期からテレビ画面に向かって遊んだりしていた。
「ゲームなァ、全くしねェな。持ってねェし。たぶん買ってもしねェだろうな」
「そっかー、だよね」
何となくそんな気はしていた。
「DSも貰って、少しの間だけやったが、すぐ飽きちまった」
「子どもの頃もしてなかったの?」
「ガキん時もたまにはしてたが、外で走り回ってる方が多かったな。ゲームってすぐ飽きちまうんだ。やるとしたら脳トレやらパズル系だな。真歩はするのか?」
「うん、私、小さい頃からゲーム好きで……。それでも、高校生になってからは遊ぶ回数も減っていったけれど」
私もたまに脳トレとかしているよ、と答えた。
「最近はしてるのか?」
「んー。そうだね、喋るだけのゲームしてる」
「喋るだけ?そんなゲームがあるのか。どうぶつの森みたいな感じか」
「……蒼君、ゲームしないけど、どう森とかはわかるんだ」
彼の口から『どうぶつの森』というゲーム名が出てくるとは。なんだか可愛い。
「どう森はちいとだけやった事がある。すぐ飽きちまったんだが」
「あら、何だか意外。DSかな?」
「DS、何処行ったかな。もう何年も使ってねーや」
蒼君って、本当にゲームとかしないんだな。この前メールで『HPが赤くなった気分』と打ったら、『ホームページが赤いって何、ってしばらく悩んじまったじゃねーか(笑)』と返ってきたぐらいだし。……これは私の例え方も、悪かったのかもしれないが。
それにしても蒼君、少しでもどうぶつの森を遊んだことがあるんだ。洋服を買ったり、動物と話したり、家具を揃えて楽しんだりとか、してたのかな……。そんな蒼君のことを想像するだけでも面白いや。
どう森、私もすぐに飽きちゃったな。あのゲームは現実の季節のイベントと連動しててほんわかしてて面白かった。今時期だと、クリスマスのイベントがある……、クリスマス……!?
「あーっ!」
「なんだよ、真歩。どうした」
クリスマス、蒼君と過ごしたい。
「……えーっと」
何でもない、だなんて答えたらまた見透かされてしまいそうだ。
「ク、ク……」
クリスマスの予定、空いてますか?