灰色猫と白い犬
「ご飯にしようか」
らんちゃんは立ち上がり家の中へと歩いていきました。
僕とレオ君も急いで後を追いかけました。
「ちょっと待っててね」
らんちゃんは少しだけ身長より高いたなの中に入ったキャットフードとドッグフードを下ろし、僕たち専用の器に移しています。
僕たちは行儀よくおすわりして待っていました。
「はい、お待たせ」
器を僕とレオ君の前において、しゃがみむらんちゃん。
やっぱり、体をいっぱい動かした後のご飯はおいしいです。
僕たちの様子を見て、らんちゃんはにこにこと笑っています。