灰色猫と白い犬
○5:00 夕ご飯です
起きろよシャミ
遊ぼうぜ
レオ君がほえています。
僕はまだ眠たいっていうのに・・・。
しぶしぶ目を開けるとレオ君の顔がかがやきました。
ずっと呼んでたんだぞ
なのにお前いつまでも寝てるからあきらめかけてた
さっ、遊ぼうぜ
尻尾をふって期待のこもった目で僕を見ています。
・・・あきらめてくれてよかったのに。
僕はレオ君と反対の方をむいてまた目を閉じました。