ハートロッカー
七緒はポッキーをもう1本袋から取り出すと、
「で?」
と、俺に言った。
「で?」
俺はマネするように返した。
「太が一目ぼれしたって言う“三春さん”はどう言う人なの?」
おお、食いついてきたぞ!
「まずは、年上。
大学1年生だって言ってた」
「ほお」
「次に、黒髪」
「ほお」
「最後に、クールな美人」
「ほーん…」
七緒は返事をすると、ポッキーをかじった。
「クール美人の三春さんをどう口説き落としましょうかなって、考えてた訳でございます」
「で?」
と、俺に言った。
「で?」
俺はマネするように返した。
「太が一目ぼれしたって言う“三春さん”はどう言う人なの?」
おお、食いついてきたぞ!
「まずは、年上。
大学1年生だって言ってた」
「ほお」
「次に、黒髪」
「ほお」
「最後に、クールな美人」
「ほーん…」
七緒は返事をすると、ポッキーをかじった。
「クール美人の三春さんをどう口説き落としましょうかなって、考えてた訳でございます」